英語学習と筋トレの共通点とは?
英語教育に携わるものとして、生徒をどのように導けば実際問題英語習得の目標を達成できるか?という命題に常に頭を悩まし続け、様々な角度から、様々な例えを駆使してなんとか一番わかりやすいように説明・指導してきました。
ある時はゲームに例え、ある時は楽器に例え、ある時は山登りに例え、またある時は漫画に例え・・・
人それぞれ共感できるもの、響くものが違うのでどれが正解不正解はないのですが、今回紹介する「筋トレ」に共感できる人は多いのではないでしょうか?
何となく共通点を感じている人もいるかもしれませんが、実際に詳しく説明していきたいと思います。
英語学習も筋トレも「No pain, no gain」
Pain = 痛み
Gain = 利益、得ること
なので「No pain, no gain」とは
痛み無くして得るものなし
という意味です。筋トレのしくみを簡単に説明すると「筋繊維を痛めつけ、超回復(Supercompensation)させることによって以前よりも強い筋肉になる」というものです。
文字通り「No pain, no gain」ですね。
ではこれを英語に置き換えて言うと体の「痛み」があるかと言われると実際にはありませんが「めんどくささ」を「痛み」に置き換えるとわかりやすいでしょう。
めんどくさい=苦痛
と表現することは多々ありますね。例えば
未来の表現は「be going to」と学んだ後、実際に使えるようになるためにはいくつも文章を作り練習したり、聞き取れるようになるまでリスニングをしないといけません。
そうです。「めんどくさい」のです。ですが「No mendokusai, no gain」。「めんどくさい」を克服し、たくさん反復すればひとつずつできるようになっていきます。そして筋肉の超回復と同じように必ず前より成長した自分を実感できるでしょう。
鍛える要素がひとつではない
筋トレは目的に応じて鍛える場所が違ってきます。ですがどこを鍛えたいか、フォーカスを置く部分に違いはあれど、バランスの良い鍛え方が非常に大切です。
右腕ばかり強くて左腕は弱かったり、上半身はムキムキでも下半身はひょろっとしていたり。外側の筋肉はすごくてもインナーマッスルは弱い等、これでは高いパフォーマンスは望めません。それどころかバランスの悪い体づくりによる故障などのリスクも高まります。
英語学習も同じで、文法ばかり勉強してもコミュニケーションを取ることは難しく、スピーキング、リスニングばかりで文法が疎かだと、自然な、上手な言い回しができるようになりません。
ビジネスメール、クライアントのアテンド、友達作り、テスト対策等、様々な目的はあれど一つに偏らず包括的に学習し、バランスよく全ての要素を鍛えることで最終的により良い結果を持してくれます。
正しい方法で鍛えるとより効率が良い
正しい知識もなく自己流で筋トレをしているとバランスの良い筋肉をつけれなかったり、間違ったフォームで怪我をしたりと言うことが多々起こります。そうすると結局遠回りになってしまうと言うケースもあります。
1人でジムでやみくもに鍛えるより、トレーナーにアドバイスをもらいながら的確に効率よく筋トレする方がより早く結果に結びつけることができるでしょう。
英語学習も曖昧な文法の知識のまま何となくで勉強や練習を続けていると将来間違った癖を直すのに苦労したり、ある一定のレベル以上の会話の内容は話せない・聞けないということになりかねません。
文法にしても、発音にしても、ライティングにしてもルールがしっかりと確立されています。しっかりとした文法の知識をもつ日本人講師からできるだけ早くそのルールを習得した上でトレーニングすることが重要です。
負荷に頻度によって結果が大きく変わる
筋トレは負荷が強ければ強いほど筋肉の損傷度合いが上がります。当然強すぎる負荷で行うと怪我をしますが、やはり筋肉の超回復を促すにはある程度の負荷が必要となります。更に筋肉の回復のために必要な時間休息する必要がありますが、間隔を空けすぎないことも重要です。
英語学習でも1日たったの20分、中1週間といった頻度ではインプットもアウトプットも少なく、間隔が空き過ぎているため学習したことの70%以上忘れてまうでしょう。そうなると成長曲線があまりにも緩やかで成長を実感することができず、モチベーションの低下につながり、学習自体をやめてしまう、諦めてしまうと言うことにもなりかねません。
1日45分から1時間半しっかりと勉強し、週に3〜4日の頻度で勉強する
この辺りを基準値とした学習の習慣をつけると必ず結果はついてくるでしょう。
継続はマッスルメモリー
筋トレは継続して行うことが非常に大切です。例えば1ヶ月追い込んである程度筋肉をつけたとしても、やめてしまうとどんどん落ちていきます。
付け焼き刃の筋肉は記憶に残らないのです。
ところが3ヶ月、6ヶ月、1年とより長い期間で筋トレやトレーニングを継続して行うことで、筋肉はその状態を記憶し、例え一定期間中断したとしても同じ動きができたり、以前かかった時間より短い時間で取り戻すことができます。
これは「マッスルメモリー」と呼ばれ、筋トレコミュニティでは割と知られているようです。
そしてこの「マッスルメモリー」は箸の持ち方、自転車の乗り方、昔やっていたダンス、ピアノやギター等様々な動きに対しても力を発揮します。
長く続けていた動作をしばらくやらなくなったが、数年ぶりにやってみると意外にできた。
と言う経験はないでしょうか?自転車なんかはよく例に挙げられますね。
英語学習でも「喋る」「発音する」と言うことに関しては口の、舌の筋肉を使います。日本語にはない音を日本語ではしない口の動きで発するわけですから、その形を何度も作ることは筋肉にその形を記憶させていると言えるでしょう。
「耳を鍛える」
と言う表現もリスニング向上に関してよく聞く表現ですね。これもひたすら聞きまくっていると耳が英語の音に慣れてきて、聞けるようになると言うことです。
そしてこれを一定期間しっかり継続して行えば、ある程度のブランクがあってもすぐに記憶を呼び起こし、また話したり聞けるようになってくるのです。
英語学習&筋トレまとめ
さて、いかがだったでしょうか?筋トレと英語学習の共通点、こうしてみると結構ありますね。
- 英語学習も筋トレも「No pain, no gain」
- 鍛える要素がひとつではない
- 正しい方法で鍛えるとより効率が良い
- 負荷に頻度によって結果が大きく変わる
- 継続はマッスルメモリー
足蹴にジムに通い、パーソナルトレーナーをつけ、食生活も改善し、規則正しい生活をしている人は健康的で強い体を持っている人ですね。そこにあるのは「ストイックさ」「覚悟」「決意」「目的意識」といったようなものです。これらの要素を意識することで、理想の体型を得、それを維持することができるんですね。
英語学習も同じです。
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この記事の監修・著者情報
AI英会話講師 Rosa
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