2回に分けて書く予定が3回目となってしまいましたが、「ネイティブレベルを目指すための関係代名詞マスターシリーズ」ということで、最終回、最後までお付き合いください!
もう一度ルールを確認しておきましょう!
関係代名詞|文法のルール
関係代名詞は「名詞」を説明するために使うもの
と学びましたね。では英語の文章でこの「名詞」がどこにくるかをまず確認しましょう。
あなたは韓国レストランに行った。
You | went to | a Korean restaurant.
動詞(V)= went to
関係代名詞|モノの説明をする時の「Which」
あなたは韓国レストランに行った。
You went to a Korean restaurant.
ではどんな韓国レストランに行ったのか?
家から5分の韓国レストラン
に行ったとしましょう。そうすると「韓国レストラン」に対しての説明が「家から5分の」になるので、これは関係代名詞を使って表します。前回は「人」の説明で「who」だったのに対して、今回は「モノ」の説明で「which」を使います。
- アプリのたくさん入っているスマホ
- 買って5年のピアノ
- TSUTAYAで売っている本
- 日本で作られた車
a smartphone which has many applications5歳のピアノ(買って5年の)
a piano which is 5 years oldTSUTAYAで売っている本
a book which is sold at TSUTAYA
日本で作られた車
a car which was made in Japan
A smartphone which has many applications is slow.5歳のピアノ(買って5年の)を友達に譲ろうと思っている。
I’m thinking about giving my friend the piano which is 5 years old.TSUTAYAで売っている本を買いたいの?
Do you want to buy a book which is sold at TSUTAYA?
これは日本で作られた車。
This is a car which was made in Japan
「which」も省略できるのか?
「who」が「whom」になるケースでは省略してもいいというルールを前回説明しましたが、これは「which」の場合でも同じく
省略可能です。
「who」の時は登場人物が2人の場合は可能という説明をしましたが、「which」の場合はモノなので、「説明が必要な名詞以外の主語がくる場合は省略できる」というルールになります。みてみましょう。
5歳のピアノ(買って5年の)
これはずっと「ピアノ」の話ですね。では、
私が5年前に買ったピアノ
ここでは「私」という別の主語が入っています。なのでこれは
私が5年前に買ったピアノ
無事省略できました!作り方としては「who」の時と全く同じですね。ではいくつか例を見て慣れましょう。
the cafe she went to yesterday先週見つけた黒い財布
the black wallet I found last week次あなたが買うパソコン
the computer you will buy next
夫が息子にあげたプレゼント
the present my husband gave our son
何にでもなれるジョーカーのように万能な「that」
どうしても「who」や「which」をつけないといけないケースがあるのは理解しましたね。
人なら「who」
モノなら「which」
そんなに難しくはないかもしれませんが、面倒だと思う人もいるかもしれません。そんな時は
「who」も「which」も「that」に置き換えて一つで済ますことができます!前回から出てきた文章全て置き変えてみましょう。
「who」を「that」に
The person that is sitting next to meあのドラマに出ている女の子
The girl that is in that TV show電車で財布をなくしたおじいさん
The old man that lost his wallet on the train
あのカフェで働いている男性
The man that works at that cafe
「which」を「that」に
a smartphone that has many applications5歳のピアノ(買って5年の)
a piano that is 5 years oldTSUTAYAで売っている本
a book that is sold at TSUTAYA
日本で作られた車
a car that was made in Japan
まとめ
いかがでしたでしょうか?これで関係代名詞の全てを網羅したわけではありませんが、まずはここをマスターすることで80%以上の関係代名詞を使わないといけない状況を切り抜けることができるでしょう!
- 人の説明の時に使う「who」と「whom」
- モノの説明の時に使う「which」
- 省略できるパターン
- 「who」と「which」を「that」に置き換えれる
仕組みを理解したらしっかり練習してみましょう!
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この記事の監修・著者情報
AI英会話講師 Rosa
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