今日のブログでは英会話指導歴20年の経験を活かし、ズバリ
英語が上達しない人の特徴
に焦点を当ててみようと思います。
いや〜!やめて〜!と耳を塞いでいる人がいるかもしれません。何百人という生徒、何千回というレッスンをしてきて、やはりある程度共通項があるということを実体験として確信しています。 当てはまる点がある人は、素直に受け止めて、その逆をやってみてください。それではいってみましょう!
1. 文法が嫌い
これは非常に多いです。ただ日本の英語学習はやはり文法中心の読み書き学習なので、やはり
「つまらない」
という印象を抱いたまま、いつのまにか苦手意識をもってしまう。こういう人は多いんじゃないでしょうか? さらにこれは結構由々しき問題なのですが、ネイティブ講師の中には根強い、
「文法など必要ない」
論を持っている人がいます。これは正直感想を言わさせてもらうと、
「ネイティブ講師は文法を教えることができない、もしくは苦手」
これが主な原因だと言えます。日本人でも訓練していないと日本語の文法を教えるのはきっと苦手でしょう。ですが、その訓練しているかしていないかの差が、講師と一般人の差ではないでしょうか?
ではなぜ文法が必要なのかを説明していきましょう。
文法必要ない論は
「子供は文法を勉強せずに自然に覚えていく」
という事実に基づいていることが多いです。そしてそれはあながち間違っていないのですが、あくまで
「何年も四六時中その言語に子供の頃から触れている」
という条件下でしか基本発動しないのです。なので、週に一回40分〜45分しかない勉強時間で感覚的に言語のルールや法則を理解して話せる様になるというのはほぼ不可能に近いです。仮に週に二回、三回レッスンを受けたとしても難しいでしょう。 ではどうすればいいか?
「ルール、法則である文法をできるだけ早く理解し覚える」
です!例えばサッカーを知らない、みたこともない人が、サッカーの試合を見て、
「あの人は手を使っているけど、他の人は使ってないな。でもボールが線の向こう側に出たら手を使っているな。」
という様にただ見るだけでサッカーの基本ルールをちゃんと理解するのにどれくらいかかるでしょうか?一試合見ただけでは確信は持てないかもしれませんね。ですが、
「サッカーはゴールキーパー以外は基本手を使ってはいけないスポーツです。」
と最初に説明して、理解することができればもっと早く、サッカーというスポーツを理解することができるでしょう。その他スポーツにしても、将棋にしてもチェスにしても、ババ抜きにしても、小学校高学年以上であればルールを説明すれば理解できるはずです。その大前提のルールがわかっていれば勝つためにどうすればいいかという一歩踏み込んだことを考えれる様になります。
英語も同じです。「文法=ルール」であるなら、ルールを理解することでより早く、効率よく英語を習得することができます。
ようするに「文法」を勉強するということは英語習得のための1番の近道だということです!
みなさん、早く喋れる様になりたいですよね? 文法をしっかり勉強しましょう!
2. レッスン以外の時間で勉強をしない
こちらに関しては、もちろん反復することでより早く覚えることができるという大前提を強調しつつも、忘却曲線についても触れたいと思います。 ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発見した記憶の消失に関する法則で、簡単にいうと
というものです。特に仕事や家庭があったり、日々の学校の勉強があったりするとより確実に忘れてしまうでしょう。ヘルマンさんは
「1時間後でも半分は忘れてしまう。」
と提唱しています。ということは週に一回のレッスンに来て、レッスン後から次のレッスンまでの間の一週間、復習、もしくは思い出そうとする努力を全くしなければ
「ほとんどの内容を覚えていない」
という状況に陥ってしまいます。 これは「3歩進んで2歩下がる」どころではなく、
「3歩進んでほぼ3歩下がる」
になりかねない状況だということです。週に2回、3回、もしくは毎日英会話スクールに通える人はそういないでしょう。でもだからと言って、週に1回来てレッスンが終わり次第スイッチオフになり、一週間後まで何もしない、ではせっかく勉強したことのほとんどが水泡に帰すとなりかねません。
記憶には
長期記憶
があり、習得するということは一旦短期記憶に入った情報を、何度も思い出したり、復習したりすることで長期記憶に転送、保存することが可能と言われています。そもそも短期記憶の容量は
なので、一度のレッスンでたくさん出てくる単語や文法のルール、言い回しや慣用句などをはこの数字を超えるたびに消えていってしまうと言うことになりますね。 ということで、週に一回学習の機会を設けている人は必ず復習して今までやってきた内容は確実に身につける努力をしたうえで次のレッスンに臨みましょう。
3. 自分のレベルの英語では言えない様なことを言いたがる
英語が全く喋れない人にとって英語を勉強し始めるということは、
「2歳児レベルまで戻って0からスタート」
と同じだということを理解することが重要です。 そもそもの言語の成り立ち、アルファベット、発音等全てが日本語とは違うということは日本語と同じ感覚、すなわちネイティブジャパニーズの感覚で話しをしようとしても、それは基本レベルが高すぎる、難しすぎるということになります。
まず重要なことは、英語と日本語は言語的にかなりかけ離れている、かなり違う言語だということを認識することです。日本語の感覚で英語を喋ることができれば、問題ないのですが、日本語の頭でいくら考えても英語にならないことが多々あるということですね。
大切なのはできるだけシンプルに、子供が話す様に短い文章かスタートすること です。
ここで、
S + V + O:英語
の違いを徹底的に頭に叩き込み、シンプルな文章を正しい時制で作ることをマスターしたら、その文章を「so, but, because, after, before, if」等の接続詞で繋げていき、少しずつ長い文章を英語の語順で作っていく。この際に
「日本語の直訳にこだわらない。」
これも非常に大切なポイントです。言いたいことを頭に描いたら、日本語の言い回しや単語にとらわれずに知っている英単語、文法で言いたいことをどう伝えれるかを考えての文章作りをする。
昨日今日ボクシングを始めた人が、井上尚弥と同じレベルでボクシングをしようとしても無理ですよね!
Baby steps!
意味:小さな一歩から、少しずつ
これで一歩一歩着実に前に進んでいきましょう!
まとめ
英語学習をしているならやはり、成長を実感しながら、ゴールに近づいていきたいですよね。ですがやはりやりかた次第でせっかくした勉強に費やした時間も無駄になってしまうことがあります。そして残念ながら英会話学習の現場では実に頻繁に起こっています。
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文法を積極的に勉強してなるべく早くクリアしましょう!
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レッスン以外の時間が勉強時間だと思いましょう。レッスンは本番練習でレッスン以外の時間に勉強したことを試すところです!
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今言えること言えないことをしっかりと認識しできることから一歩ずつ!
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