【冠詞:第一弾】「a」「 an」「 the」の使い分けをマスター!

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英語には日本語にない

冠詞:Article

と言うものがあります。

An apple
The guitar
と言う様に、名詞の前につける「a」「an」「the」のことです。

英語を学んでいる日本人にとっては避けて通れない道で、大いに頭を悩まされる文法のルールでもあります。

個人的な見解としては「50年後くらいには無くなってくれないかな。」なんて思っています(笑)BE動詞のis, am, areや一般動詞のdo, doesといった活用も無くなってしまえば教える方も楽なのに・・・といつも考えています・・・日本語の様に。

といってももし言語が進化するとしてもきっとまだまだ先の話なので、やってできないことはないのでめんどくさくてもしっかりやっておきましょう!

冠詞の種類

まず冠詞には2種類あります。

不定冠詞の「a」と「an」

定冠詞の「the」

日本語での名前は覚えにくければ覚えなくても大丈夫です。要するにこの2種類の違う冠詞があると言うことをまずは把握しましょう。

不定冠詞:「a」と「an」

  • 数ある中のどれか一つ
  • はじめて話題に上がる人・動物・モノ

この時に使うのが「a」か「an」です。

数ある中のどれか一つ

例えば目の前に10本のペンがあったとして、その中のどれでもいいから1つペンを借りたい時は、

Can I use a pen?
ペン使ってもいい?

この様に言うのが正しい言い方になります。

はじめて話題に上がる人・動物・モノ

例えば家に帰る途中に道で可愛い野良犬を見た時は、

I saw a cute dog when I was on my way home.
帰り道に可愛い犬見たわ。
という様にたくさんいる犬野中の一匹ではありませんが、はじめて話題に上がるのでここではまず「一匹の犬」という言い方をします。

「a」と「an」の使い分け

名詞や名詞を修飾する形容詞や、形容詞を修飾する副詞が

母音:a i u e o

で始まる場合は「a」ではなく「an」を使います。日本語にすると難しいですが、

  • I ate an egg this morning. : 朝卵を一個食べた。*名詞が母音で始まっている
  • You bought an expensive car. : とても高い車を(一台)買ったわね。*形容詞が母音で始まっている。
  • That man has an unusually big mouth. : あの男性は普通じゃないくらい大きな口だ。*副詞が母音で始まっている。

「an」使用時の例外:其の一

上記で「母音で始まる単語には・・・」と言う説明をしましたが、厳密には母音で始まって尚且つ母音の音でないと使えません。単語の中には母音でスタートしていても発音が母音でないものもあります。その場合は「a」を使います。

  • a university : (一つの)大学 *「ウ」の音でなく「ユー」の音
  • a uniform : (一つの)ユニフォーム *「ウ」の音でなく「ユー」の音
  • a European country : (一つの)ヨーロッパの国 *「エ」の音でなく「ヨー」の音

「an」使用時の例外:其の二

ここまでで母音と言いつつも結局は音が大事と言うことが分かりましたが、実は逆パターンも存在します。

an hour : 1時間 *「h」が無音のため「o」に反応している

an honest man : (一人の)正直な男性 *「h」が無音のため「o」に反応している

非常にめんどくさく感じるかもしれませんが、根気よく理解していきましょう。

定冠詞:「the」

  • 一度話題に上がってどれのことかわかっているもの・特定のもの
  • 一つしかないもの

定冠詞の「the」はこの様な時に使います。

一度話題に上がってどれのことかわかっているもの・特定のもの

これは先ほどの野良犬の例を見ると分かりやすいので、話の続きを見てみましょう。

Miho : I saw a cute dog when I was on my way home.
帰り道に可愛い犬見たわ。
Ken : Really?  Where?  I want to see the dog too!
ほんと?どこで?僕もその犬みたいな!

この状況での「the」は「その」や「あの」と言う訳し方ができます。もう一つ見てみましょう。

Ken : I will buy a new tent this year, and I will use the tent every weekend during summer!
今年は新しいテントを買って、夏の間そのテントを毎週末使うんだ!
この例を見てみると「a」の時と「the」の時の違いがより分かります。
 
Ken : Can I use the pen?
あのペン使っていい?
Miho : Sure, here is the pen.
オッケー、はい、あのペンね。

一つしかないもの

こちらは「世界で一つしかないもの」というと正確ではないのですが、基本的には一つしかないものに使われるます。

The pyramids:ピラミッド
The Eiffel tower:エッフェル塔
The Sky tree:スカイツリー
The Pacific ocean:太平洋
The sun:太陽
The moon:月
The sky:空
The earth:地球
The 1st:一番目・一日
The 2nd:二番目・二日

連想するものが共通認識の場合もつきます。

The river:川
The mountain:山
The sea:海
The ocean:海
The beach:ビーチ
The air:空気
The desert:砂漠
The morning:午前
The afternoon:午後
The evening:夕方
The hospital:病院
The doctor:医者

その空間でみんなが認識しているもの

The door:ドア
The window:窓
The internet:インターネット
The floor:床
The ceiling:天井
The wall:壁

あるグループの中で一番なもの(最上級)

The best :一番の
The tallest:一番背の高い
The most expensive:一番高い
The least difficult:一番難しくない
The hottest:一番熱い

線引きが非常に難しいのですが、まずはしっかりこの二つのカテゴリーで使い分けながら慣れていきましょう!

まとめ

冠詞には2種類ある

不定冠詞

  • 数ある中のどれか一つ
  • はじめて話題に上がる人・動物・モノ

定冠詞

  • 一度話題に上がってどれのことかわかっているもの・特定のもの
  • 一つしかないもの

まずはここから少しずつ理解して実践の中で使い方をマスターしていきましょう!

次回は不定冠詞も定冠詞も必要のない状況を検証しましょう!

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この記事の監修・著者情報

AI英会話講師 Rosa
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