【前半:ネイティブレベルを目指そう!】関係代名詞の基本を理解!

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中学英語の最大の障壁の一つと言えば

関係代名詞

でしょう。前回の記事で紹介した「現在完了形」もそうですが、日本語がまずわかりにくいですよね。ですがこの「関係代名詞」を理解し、使えるようになることでネイティブレベルへの道が開けてきます。

関係代名詞とは?

まずは関係代名詞が何なのか?を簡単にわかりやすく説明してみましょう。

「関係代名詞」という言葉でとりあえずここだけみて欲しいと言う箇所は、

「名詞」

ここです。要するに名詞に関わることだと言うことをまず理解しましょう。では「名詞」のどう言う話かと言うと、

日本語では「名詞」を説明する言葉は必ず「名詞の前」にきます。例えば

高い「車」
長い「話」
私の大好きな「人」
高知から来ている「友達」
2年前に韓国に行った時にたまたま知り合った女性が連れていた「猫」
「」内の言葉が名詞ですね。その名詞を説明する文章は名詞の「左側」、すなわち「名詞の前」に来ています。
ではこれを英訳するとどうなるでしょう?
 
高い車 = expensive car
 
長い話 = long story
 
私の大好きな人 = My favorite person
 
高知から来ている友達 = a friend who came from Kochi
 
2年前に韓国に行った時にたまたま知り合った女性が連れいていた猫 = The cat that the lady had, whom I happened to meet when I went to Korea 2 years ago.
最初の3つは日本語と同じ語順でしたね。ですが最後の2つ、赤枠のものはどうでしょう?見事に順番が逆転しています。
簡単に言うと「関係代名詞は名詞を説明するためのもので、名詞の説明が長くなると、説明が前ではなく後ろに続く。」と言うことになります。そしてその時に必要な文法が「関係代名詞」となるのです。

なぜ関係代名詞が必要か?

なぜ必要か?これは単純に「名詞の説明をするために必要」です。ですが、日本人にとって関係代名詞を理解する必要があるのは、

関係代名詞こそが、今まで育ててきた英語脳のレベルを上げ、ネイティブレベル、もしくはペラペラレベルに引き上げてくれるからです。

まず英語学習の一番初めに、

  • たこ焼き食べた。X
  • 食べたたこ焼き。O

英語の語順は「動詞と目的語の順番が逆」だと理解、認識しましたよね。この時点で英語脳は発達し始めます。「たこ焼き」と言いたい自分をストップし、先に「僕は・私は」「食べた」を言う。

そしてその基本の上にさらに2つの文章をくっつけたりしながら英語の語順に慣れていきます。

そして最後に関係代名詞をマスターすることができれば英語脳は70%は完成だと言えるでしょう。残りの30%は文法と言うよりも英語っぽい言い回しだとか、考え方などになります。

なので上級、ネイティブレベルといった高いレベルで英語を話したい人には避けて通れない非常に大事な文法なのです。

どうやって関係代名詞を理解するのか?

関係代名詞が何なのかはわかったと思いますが、どういうシチュエーションで使うのか?これを理解する必要があります。

日本語と同じ語順でいいのか?そうでないのか?

見分け方は、「名詞を説明する部分が文章になっているか?」すなわち、「動詞」があるかないか」で判断します。動詞を含む文章になっていればこれは関係代名詞をつく必要があるシチュエーションです。

例を見ていきましょう。

 
とても背の高い男の人
これは「動詞」がないので「文章」にはなっていませんね。なのでこうなります。
 
A very tall man
ではこれはどうでしょう?
 
サーフィンの好きな女性
「好き」は英語では「Like」で「動詞」ですね。と言うことは反転しましょう。
 
A woman who likes surfing.
ここで出てくる「who」は一旦置いておいて、「女性 = a woman」の後ろに説明が来たと言う事実を確認しましょう。もう一つ見てみましょう。
 
(私が)来週から通うジム
「通う」は「go to」で動詞です。なので、反転して、
 
The gym that I will go to from next week
こうなりますね!
これを人と会話しながら判断するのはやはり最初は簡単ではありませんが、何度も練習することで少しずつ体で覚えていきます。

関係代名詞攻略ドリル

「英語は数」GLOBE英会話のキャッチフレーズですね。1回より、2回。2回より5回。5回より10回。数は裏切りません。
それでは日本語をみて関係代名詞が必要な文章かどうかを判断してみよう!
  1. 先週行ったレストラン
  2. ずっと探していた指輪
  3. いつも電話する友達
  4. 私の尊敬する人
  5. 赤くて大きな薔薇
  6. 知らない男の子
  7. 面白くてとても優しいお母さん
  8. 1000ページある本
  9. 5カ国語しゃべれる女性
  10. 怒っている赤ちゃん
どうでしたか?訳を見てみましょう!
  1. The restaurant that I went to last week
  2. The ring that I had been looking for a long time
  3. The friend that I always call
  4. The person that I respect
  5. A big, red rose
  6. The boy that I don’t know
  7. Funny and very kind mother
  8. The book that has 1000 pages
  9. The woman who speaks 5 languages
  10. An angry baby

正解は10の例の内7つが関係代名詞を必要とする「文章」でした。ここで「文章」と書きましたが、これは厳密には「文章」ではありませんね。関係代名詞のを使うのはあくまで名詞なので、これは英語の

S + V + O

で見ると、主語の「S」の部分かもしくは目的語の「O」の部分にすぎません。なので一番の例をみてみると、

先週行ったレストラン・・・

がどうなんだ?って話になりますね。

先週行ったレストランはとても美味しかった。
先週行ったレストランが昨日つぶれた。
先週行ったレストランにこれからまた行くよ。
先週行ったレストランの名前、なんだっけ?

このようにいろいろな可能性がありますが、主語になったり目的語になったりしていますね。なのでやたらと長い主語や、目的語が生まれるということです。

関係代名詞:まとめ

いかがだったでしょうか?

関係代名詞が何で、何のために使うのか、どのように使うタイミングを見分けるか、というのが今回の記事で理解できたらまずはそこがスタート地点です。作り方がわかっても使い道が分からなければ意味がないので、しっかり消化しましょう!

次回は文法的に関係代名詞の仕組みを解説、そして更に例文を見ていきます!

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この記事の監修・著者情報

AI英会話講師 Rosa
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